最後のいっぽ
最近は芝居の完成度も上がり、見学者も多いため稽古も笑い声がしたりしてにぎやかです。
でも今日はお客さんがいなくて静かな稽古室。
なんだか頼りない気分。これが罠なんですよね。
俳優はやっぱり受ける(喜ばれる)と楽しい。自信が出る。
元気にがんばっちゃう。
かわいいもんですよ。お客さんがいてナンボなわけです。
でもでもチロルは芝居で世界を作ってそれを味わってもらう仕事。
本番では騒がしい屋外で、にぎやかな子どもたちとの戦い。
それでもそこにお城やら、海の底やら、森の美女やらを
3Dで出現させなくちゃならないわけです。
効果音も照明も静かな客席もない中で。
お客さんにばかりかまけてる場合ではないわけです。
どういう集中が必要なのか・・・。模索中です。