お芝居デリバリーまりまり 稽古日記

まりまりの今までの道のりが、けっこう赤裸々に読めちゃうブログです。昔の文章(><)書き直したいけど、がまん・・・

6月1日pm14:00 4つ目。第二恵の園


さて。第2恵の園、控え室は立派なソファーで埋まった落ち着いた小さな応接室。窓からはのどかな風ウグイスの声〜。

わかったことをカミしめつつ本番が出来る幸せに、何やら感動しつつ、さっき変更した事を確認です!

ほんとみんなたくましく臨機応変。こんな急な変更にみんなウロタエルことなく、

ドンドン体が柔らかく、気持ちが大らかになる気分。だってそうじゃないとやってられませんしね〜。

「本番中も客席をみながら臨機応変に、変更しながらやろう。」「だあねー。」


会場に行くと、みんな待ちきれないご様子。恵の園と違って第2恵の園のみなさんは自由ですよ〜大丈夫ですか〜と笑顔で話してくださった、施設の方。
自由、上等です!


あ、客席には、日吉先生が!大島にお芝居を持って行きたい、と、ほたが宣伝に訪れた時、車で大島じゅうをぐるぐる一緒に廻って下った小学校の先生です。にこにこと駆けつけてくださいました。嬉しい〜!!


お客さんが全員揃うまで、待ちきれない皆さんと一緒に、もっちょ考案浦島太郎ダンスをやる事にしました。若い職員の方々も一緒に。皆さんいい顔してますね〜うむ!


さて新しい作戦、お芝居の観かた実演。5人の五感を総動員して創るバーチャルリアリティ・お風呂の世界に皆さんを誘います。お湯を創りながら感じる、感じると、みんなにもお湯が感じられる。

はい、皆さんでご一緒に!「はああああああ〜・・・・」
チャポーン。ザバアア〜〜。


・・・・大丈夫ですか。この日記。伝わってますか?いっちゃってますかね?


つまり、お芝居は楽しむのにちょっとだけコツがいるんですよねー。音楽も、絵も、ふわっ・・・と心を飛び立たせてくれるものは、心をノックされた時、ちょっと心をユルめて想像力を自由にするととその世界に入っていける。あんな感じです。

でも、さらにまりまりお芝居は、自由に想像をふくらませて、自分で世界を創って、声を出して、一緒に動いてみてもいいし、踊ってもいいんんですよ〜。そのコツを伝授して、お芝居の世界に入る、入り口のご案内コーナーな訳ですな

そして、それに続いてお風呂のお話し「人参大根ごぼうお風呂、見えてるみたいっす!

どうやら作戦大成功(^o^)/


さらに大好きな演目「魔法の指輪」
モッチョ・ムッシュの冒険新作ついに初演・・・・・・!「屁こき爺」
職員さんも笑いかみ殺しつつ、あらら小学生みたいな顔で笑ってます〜。  
結構高度な仕掛けのお芝居ですが、今日はわかりやすい。 
     

みんなで海の波をつくるコーナーから「浦島太郎」。


何だか不思議なくらい楽にお芝居が出来る。
客席のみんなの様子を安心して観れる。
   

本当に泣ける「泣いた赤鬼」  
すごい!とも・たまコンビ「ねずみの嫁入り」

そして「大きなカブ」・・
最後はみんなでカブを抜いて大声で持ち上げました。
楽しくてみんな笑いが止まらない。


アンコールの拍手が起こって、止まらなくて、5人で人参ダンスを踊る。みんなも一緒にノリノリです。

横を見るとまりまり5人共、からだが、止まらない光で、ぱあーーっと輝いているみたい。そして客席のみんなも同じように、キラキラ輝いてる。

会場中がキラキラしてる〜。みんなで頭をさげる。お芝居の神様にも。

終わるとわっと押し寄せる利用者さんたち。握手攻撃。それぞれホントいい笑顔とすごいいい表現で喜びを伝えてくれます。それを観て私たちも幸せ。しあわせの波が引かない。

控え室に戻る私たちにも走ってきてどんどん声をかけてくれる。

利用者さん(ダダダダダっと駆け込んできて)「みんな、がんばった!?」
まりまり一同「うん。がんばったよお〜」
利用者さん(一瞬顔をクシャッとして)「シャッ」(と笑ってあっという間に駆け去る。)
まりまり一同、彼のあまりのフットワークと、ネタのようなリアクションにやられまくり。













やっと落ち着いて一同ソファーで脱力。ともちゃんが言ってくれました。
「ずっと辞めないで芝居続けてきて良かった。ありがとう」



もう、すべてがつながった気がしました。お芝居の神様を呼んでくれたのはみんなです。

去年の春に「大島にきなさいよ」と言ってくれた柳瀬さん

私が営業に行く為にと去年12月の大家族旅行を大島にしてくれた

12月に一緒に車で施設を廻ってくださった日吉先生、中田先生

12月に泊まった大島のバリアフリーペンションすばるの下田さんは議員さんを知っているから・・と紹介してくださいました

その議員の松島良清さんは恵の園に紹介してくださいました。

そして話を聞いてくださり、まりまりを大島に呼んでくださった第2恵の園の三澤さん、藤倉学園岩下学園長、北ノ山保育園金川園長、波浮保育園矢島園長。
いよいよまりまり5人が行く事になって、宿をご紹介下さり、車での送迎もしてくださった矢口さん
まりまりに破格で宿と、値千金の明日葉おにぎりを下さり、他にもたくさん強力サポートして下さった大島オアシスの青山さん
受け入れや準備や、草刈や、片づけや、普段の業務にはない大変なお仕事を担当してくださった、
恵の園の木村一さん、佐藤宏介さん、佐々木里美さん、藤倉学園のご家族、ほか、施設の職員の皆さん。メールやミクシーで「待ってます」と伝えてくださった皆さん。

そしてお芝居を観てくださった利用者のみなさん
職員のみなさん・ご近所のみなさん。

そして、一緒にお芝居を作ったたま、ともちゃん、ムッシュ、もっちょのまりまりのメンバー、東京で他の芝居の本番中のハットリクン、同じく本番中の、昔話メドレーを一緒に考案した大澤由加子。


その全員でここにお芝居の神様を招いてくれたんです。凄いっす!!
本当に、ほんとうにありがとうございました。

「お芝居の神様ありがとう!!」私はそう一言返して、もうなんにも言えない位気持ちが一杯でございました。。。