お芝居デリバリーまりまり 稽古日記

まりまりの今までの道のりが、けっこう赤裸々に読めちゃうブログです。昔の文章(><)書き直したいけど、がまん・・・

一番大切な事はこれ

お久しぶりです。ほたです。
2011年2月20日のお芝居会のご報告です。

この日は東村山の知的障がい者の為の自立援助ホームまんぼうの皆さんとの共演お芝居もある盛りだくさんの会でした。

うらら               ほた                 たま

演目は 浦島太郎 きつねとツル ウサギとカメ 魔法の滝 大きなカブ でした。


お芝居会は何だかみんなが仲良くなれちゃう
外は寒くても会場はあったかい1日でした。

それは、まりまりだけの力じゃなくて、

この日のお芝居会をぜひやろう!
とがんばって下さった主催の東村山福祉ネットワークのみなさん

そしてお芝居に参加してくれたまんぼうのみなさんの

気持の暖かみが全員にじわ〜っと伝染するような
お互い心がポカポカして来ちゃう、
不思議なパワーのおかげだった気がします。

実を言えば、まりまりは新作が間に合わなさそうだったり、
日本語のセリフ(もともとスペイン語で創った演目が主だったので)が
直前まで決まらなかったり、前日深夜まで稽古を続けた興行でした。

何しろメキシコツアーで座組を組んだので、日本語だけでまりまり興行をするのは、この3人の組み合わせでは初めてなのです。(全員日本人ですが;)

朝も、気合いを入れて会場に入った私でしたが、1時間後に会場入りした「まんぼう」のみんなの顔を見たら、するするっと、眉間と肩の力が抜けました。

まんぼうの皆さんはいつもとても優しくて、さりげないひと言をお互い掛け合って絶妙なフォローをしてます。そして自分の気持ちをちゃんと、胸の真ん中にいつも持っている。そんな気配がします。
自分たちも出演する本番の朝でもそれは変わりません。

その姿と笑顔を見たら私も何だか「そっかあ」と思いました。

一番大切な事は、お芝居の世界、お客さんと創る世界にちゃんと私が居る事。
心で今の香りをかぐ、味わうみたいな事。

何とか取り繕って上手にやりきろうなんて、考えなくって良いんだよねー。
そう思えたらお芝居会の間、私は楽しくて楽しくて仕方なかったです。

終わった時、あら?今日のお芝居短かったな〜30分なかったんじゃない!?
っと思ったら1時間が経ってました。

朝からの合同稽古も入れて5時間にわたる興行が終わり
へとへとの3人でしたが
その後東村山で3時間ほど反省会をして帰りました。

つぎはもっともっとお芝居の世界にみんなを連れて行くお芝居会をしたいな。
どうかまた、みんなに会えますように。