香川ほんばん1日記★10
いよいよ本番です。
さぁ行ってみましょう!
車の移動中 … 役者は今日の演目構成のイメージと精神集中。
これまでの思いをかみしめて
長かったトンネルを抜ければ …
今日の舞台会場,香川短期大学に到着。
まごころケアサービスグループの皆さんと力を合わせて準備も万全です!
こういった会場の「印象」は,イスの配置・色味・音の響き・・・
そして何より参加するスタッフさん・出演者さんの気持ちによって決まります。
スタッフ同士の仲が良く,元気にお客さんのために働いているレストランは,
吸う空気までも美味しく感じるのと似てるかもしれません。
↓このイベントには10以上もの介護事業所が参加してくださいます。
そう,最後の「出演者」は介護施設それぞれの面接係員の皆さんです。
進行説明とご協力をお願いするもっちょ。
徐々に空気を練り上げていく … すでに本番1時間前を切っています。
兼間会長ご挨拶,各先生方の講演と続きお芝居会の時間は刻々と迫り …
まりまりと学生さん達は舞台脇にスタンバイします。
「まずは僕たちから楽しんで会場を盛り上げていこう!!」(ヒソヒソ声)
全員で手を重ね,気持ちがひとつになりました。
司会の清水さんがまりまりを呼びます。
「それでは,まりまりさんお願いします … あれ?来ないなぁ。
もう一回呼んでみましょうか。まりまりさーーーん!!」
※もちろんこれも「お芝居」です。
清水さんは名演技で,まりまりが出てこないという演技をしています。
会場も「あれれ?」と思い始めたところで, チリーーン …
もっちょの持つ鈴が会場の静寂をやぶります。
それを合図にスタッフさん,面接係員の皆さんも楽器を鳴らし始めました。
(練習どおり,バッチリ!)
「何事だろう?」お客さんはもう驚き顔です。
そこへ,もっちょ率いる楽器隊がタイの楽器を軽快に鳴らし始めました。
僕たち舞踊隊もそれに合わせて「ソレ!」「ハッ!」
各々が威勢のいい掛け声を出して舞台へと踊り出ます。
花びらをまく娘たちも登場!
手にするそれは,福島公演でまいた『ひかるたね』です。
初めはキョトンとしていたお客さんですが …
いつしか笑顔で一緒に手拍子をしてくれているではないですか!
会場を一気に晴れの場にした舞踊隊,最後はみんなで決めポーズ☆
「ハッ!」ビシー!!!
(注:写真は練習時のもの,本番は衣装もバッチリ決まっていました!)
そのままタイトルコールへ
「介護のお仕事紹介お芝居会,めっちゃええで,介護職!!!
はじまりはじまり〜〜〜!!!!!」
そしてお芝居演目が続きます。
みんなの思いを乗せたお芝居会は大成功♪
ただ,来場者は予想より多くありませんでした。
すると以前も取材してくださった松原さんが,29日付け朝刊に
この日の様子を記事にして,改めて告知をしてくださいました。(写真上)
ありがとうございますーー!!!
彼らとのパフォーマンスは今日の一回だけです。
彼らがいつか介護職に就いて実際に現場で働くようになった時,
また,時が経って後輩を指導するような立場になった時,
この日の一コマをふと思い出してくれることがあるだろうか?
「めっちゃええで,介護職!!!」
この日叫んだタイトルコールはまた違った言葉の意味を持つのかな。
たった一回の共演だけど,素晴らしい仲間と一緒に最高の表現が
できたことを僕たちは心から感謝しています。
きっとメッセージは伝わったと思います。
さぁ明日は最終日!会場はサンメッセ香川です。
場所も条件も違うけど,きっと成功させよう。
兼間会長をはじめ,事務局の清水さん,イベントを
支えてくださっているまごころケアサービスグループの皆さんと一緒に,
ここまで積み重ねてきたものをしっかりとお客様にお届けしたい。
頑張ろーー!!!
以下↓<前の日に続く!