お芝居デリバリーまりまり 稽古日記

まりまりの今までの道のりが、けっこう赤裸々に読めちゃうブログです。昔の文章(><)書き直したいけど、がまん・・・

3パリ路上まりまり!


Bonjour !


ハットリクンです。
27日には、遂にパリの路上デビュー、まりまりです。
まずは、エッフェル塔へ!エッフェル塔前の公園?にて、
路上パフォーマンスできるよ、との噂を頼りにやってきたものの、
そこらにいるのはみやげものを売る怪しい物売りばかり!


怖気づいた僕はモッチョといっしょにトイレ探し。
危うく立ち×ョンを免れてトイレを済ませた僕らは、
待ちくたびれたほたさんのもとへ無事帰還。
「とりあえずひかげがいい」
「あそこのひかげを攻めてみよう」
「おなかがすいたね」
「モッチョ、ちょっと待ってて買ってくる」


なかなかパフォーマンスに至らないまりまり。
しかも並ぶの苦手な僕は後から来る人々に順番を譲り続け、
ほたさんに「遠慮してたらいつまでも買えないよ!」と
檄を飛ばされる。苦手なものは仕方がない。


買ってきたサンドイッチもどきを腹に押し込み、
なにもしないうちから敗戦ムードが漂うまりまり、というか
ハットリクン。けれども野外でジャックをやれるとなれば、
話は別。野外のジャックは格別です。
伸びる豆の木を追う視界の端にエッフェル塔


稽古もなしで思い出し英語バージョンだったにも関わらず、
思いがけずサイドからも拍手をいただく。「あ、どーも」
「じゃ、そっち向きでやりますか」


集団でピクニックしている家族連れなどがいる方に向き直り、
今度は、ほたモッチョで白雪姫。イギルの音は少々響きにくかったが、
エッフェル塔を背負ってのチロルは、なんとも爽快でした。
ボクの大好きな「鏡のシーン」の後ろにエッフェル塔
冒頭の写真、ドキドキしながら撮影しましたよ。


最後は、とりモッチョで、大きなカブ。場が温まってから参戦とは、
なんとも図々しいハットリクン。図々しいついでに演目後、
「みんなカブ」を発動。そこらで見ていたお姉さんや子ども、
あんちゃんなどを捕まえて、ウントコショドッコイショ。
言葉の通じない観客に参加してもらえてこみ上げてくる感動。


続いてはポンピドゥーセンター前に移動。先日とは違い、
今回は大道芸人らしき人がパフォーマンスしている!
またもや腹ごしらえをして、時間を稼ぐまりまり。
「どうする?」「出演する順番とか決まってるのかな」


再びポンピドゥの前に戻ると、別の芸人さんが始めるところ。
どうやらパントマイムのおじさんらしいが、通行人のものまね?
みたいなことで観客の注目を集めている。既にけっこう面白い。
途中で観客から子どもたちを5人、前に呼び出して風船遊びなど。


終わってみれば、やんやの喝采。あまりに見事な風船おじさんの芸に、
ハットリクン、露骨にびびりだす。「すんません、おれ、ビビリました」
あまりのビビリ具合にほたさんが業を煮やして「ひとり金銀」炸裂!
続いてほたもっちょで「浦島太郎」。ああ、俺もやりたい。
やりたい、やりたい、やりたい、やりたい。


「はっとりさん、大きなカブ、やりましょう!」
「やりましょう」モッチョ、ありがとう。


またもや調子に乗って「みんなカブ」を発動してしまった。
日本語・英語まじりで助けを募る。マジカル・ワード、うんとこしょ。
今度もまた、お姉さん、子ども、あんちゃんなどが、どっこいしょ。


大変気をよくしたハットリクンは、無謀にも、
本日二度目のジャックに挑戦。さすがにヘトヘト。
明るいからって油断してると、もう「夜」なんです、
ボンソワタイムなんです。


27日の演目
エッフェル塔
ジャックと豆の木(ほた・とり)
・白雪姫(ほた・とり)
・大きなカブ(とり・もちょ)


ポンピドゥーセンター前
・きんのおの、ぎんのおの(ほたソロ)
・浦島太郎(ほた・モッチョ)
・大きなカブ(とり・もっちょ)
ジャックと豆の木(ほた・とり)



つづく。


(by ハットリクン TORI)